ふくらはぎが「第二の心臓」と呼ばれる理由

お体全体のチェックの時、「ふくらはぎが固い!」と感じる方はとても多いです。

でも、ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれる大切なはたらきをしている場所なので、できるだけしなやかであって欲しい。

そこで、ふくらはぎが「第二の心臓」と呼ばれる理由を書いてみます。


この記事でわかること

• ふくらはぎが「第二の心臓」と呼ばれる具体的な仕組み
• 女性の足がむくみやすく冷えやすい原因
• ふくらはぎのポンプ機能を健やかに保つ生活習慣

ふくらはぎが「第二の心臓」と呼ばれる仕組みと女性に多い悩み

ふくらはぎが「第二の心臓」という重要な名前で呼ばれている理由は、下半身に溜まりやすい血液を全身へ巡らせるための「血液循環の要」となっているからです。

重力に抗って血液を心臓へ送り返す「筋ポンプ作用」

心臓は力強いポンプとして、全身に酸素や栄養を届けるために血液を送り出しています。

このときに活躍するのが「ふくらはぎの筋肉」です。

歩いたり足首を動かしたりすると、ふくらはぎの筋肉が収縮と拡大を繰り返します。

この動きが静脈を圧迫し、血液を上へ上へと押し上げる押し出し機のような役割を果たします。これが「筋ポンプ作用(筋肉ポンプ)」と呼ばれる仕組みです。

静脈の中には血液が逆流しないための「弁」がついており、筋肉が縮むたびに血液が一段ずつ上へ押し上げられていきます。

つまり、心臓だけでは賄いきれない下半身の循環を、ふくらはぎがサポートしてくれている、ということです。

女性のふくらはぎがむくみやすく冷えやすい理由

女性は男性に比べてふくらはぎのトラブルを感じやすい傾向があります。これには女性特有の身体的特徴や生活環境が関係しています。

• 筋肉量が少ない

女性は男性よりも全身の筋肉量が少ないため、筋ポンプ作用の力も弱くなりがちです。そのため血液やリンパ液が足元に滞留しやすくなります。

• ホルモンバランスの影響

月経周期に伴うホルモンバランスの変化により、体に水分を溜め込みやすくなる時期があります。

• 冷えや締め付け

身体の冷えや、きつい下着・靴による締め付けは血行を妨げ、ふくらはぎの負担を増やします。

ふくらはぎのポンプ機能がスムーズに働かなくなると、不要な水分や老廃物が足元に溜まり、むくみや冷え、重だるさといった症状となって現れてしまうのです。

ふくらはぎのポンプ機能を保つための日常生活のポイント

• 同じ姿勢を長く続けない

デスクワークや立ち仕事などで長時間同じ姿勢でいると、ふくらはぎの筋肉が動かずポンプ機能が停止してしまいます。1時間に一度は少し歩くか、座ったまま足首を上下に動かすなどして筋肉を刺激しましょう。

• 体を温めて血行を促す

ぬるめのお湯にゆっくり浸かる入浴は、全身の血行を良くし、ふくらはぎの筋肉の緊張を和らげるのに効果的です。

• 体を締め付けない服装を選ぶ

足首や太ももを強く締め付ける衣服や靴は、血液の通り道を狭めてしまいます。ゆとりのある靴下や調整しやすい靴を選ぶことも大切です。

ふくらはぎの健康を保ち「第二の心臓」を整えましょう

ふくらはぎは、重力に負けずに血液を心臓へ送り返す「第二の心臓」として、私たちの健康と体のめぐりを陰で支えています。

筋肉量が少なくむくみや冷えを感じやすい女性こそ、ふくらはぎの役割を理解し、日常の中でこまめに足元を動かしてあげることが大切です。

整体では、固くなってしまったふくらはぎの筋肉を、足指、足首も含めて丁寧にほどくように施術させていただきます。

もし セルフケアをしてもなかなかほぐれないふくらはぎの固さが気になる時はどうぞご相談くださいね。

日々の生活の中で足をいたわり、めぐりの良い身体を目指していきましょう。