疲れがとれにくい・副腎疲労かも

「カラダがだるくて 何となくいつも疲れてしまって・・・」
「胃腸が弱くて、すぐにお腹を壊してしまう」

施術中にこんなお話を聞くことがあります。
「せめて肩こりだけでも楽になりたくて・・」とおっしゃいます。

お身体も確かにアチコチ固いですが・・・
固い、動きにくい、痛い、だけでなくカラダの中から「疲れてる~💧」と声が聞こえそうな気がする位
「重い」と感じる事があります。

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カラダに痛みがある時は それだけで気分が沈んでしまう事が殆どです。

痛みがあると、疲れやすいし、気分も乗らない、内臓の調子もイマイチなのは自然な事ですが
皆さん「まだまだ頑張らなければ。」「やることが一杯ある。」とおっしゃいます。

頑張らなくてはならない、やることが一杯あるのに思ったように動けないと、本当に困っちゃいますよね。

困ってしまって、気持ちも焦ってしまいます。

当院の整体では、肩こりや腰痛などの痛みや動きにくさを改善していくのはもちろん。
同時にカラダの中、内臓や神経の働きまで注目しています。

副腎の働き

カラダ全体、何もかも全てが大切ですが、その中の一つに「副腎」という臓器に注目しています。

画像の説明

副腎は左右の腎臓の上にちょこんとある重さ5グラム程度、直径3センチ位のピラミッドのような形の小さな臓器です。

とても小さな臓器ですが 体にとって非常に重要なホルモンを分泌してくれています。

   朝起きるスイッチを入れてくれる
   血圧や血糖値を正常に保つ
   ストレスに対応
   免疫の調整や 傷など炎症に対応

など生命維持に無くてはならない様々なホルモンを分泌しているのです。

ストレスが多いと副腎が疲れてしまう

私達は日常生活で 頑張るシーンがたくさんあります。
中でも女性は 仕事、家庭、子育て、介護まで一生懸命されている方も多いです。

副腎ははその動きをサポートしようと、頑張るためのホルモンを分泌してくれます。

朝元気に起きて動きだし、ストレスに対応できるように副腎でホルモン分泌をしてもらって
カラダは頑張る事ができます。

でもカラダがずっと頑張り続けると それを支えてきた副腎は疲れてきてしまいます。

頑張るホルモンがうまく分泌されなくなると カラダは頑張れない。。
疲れている副腎では 他のホルモンにも影響が出てしまい、様々な症状が出てしまいます。

 慢性的な疲労感
 朝起きることがつらい
 生理の乱れ、PMSの悪化、更年期症状の悪化
 風邪を引きやすい、傷の治りが遅い   など。

症状を見ると自律神経が乱れた時の症状ととてもよく似ています。

自律神経の乱れ、副腎疲労、どちらにしてもカラダに現れた症状は楽ではありません。

「症状」に対応しながら、それぞれが改善に向かうことがベストですよね。

肩こり、腰痛などの痛みと同様、副腎疲労も時間をかけてできてしまったものです。
また、ストレス、栄養、飲み物、運動など生活習慣にも深く関係しています。

ですので、ちょっと時間がかかります。

筋肉・骨格を改善していくと同時並行で、
生活習慣も見直しながら元気なカラダを目指しましょう!